先日あるお客さんからご相談があった件についてご紹介。

お客様の義理のお姉さんのお父様が亡くなられました。広島市内で広島県内で施設にはいられていて90歳前後。お姉さんは関東にお住まいです。今回お亡くなりになられたことでいろんな手続きをしていたところ、預金口座からは保険料が引き落とされているのに肝心な保険証券が見つからない。

保険会社のコールセンターに問い合わせをしたが、該当者がいないと言うことで、ご家族で思いつく方の名前を孫まで伝えてみましたが該当者なし。

とりあえず引き落とし口座のある銀行に言えば引き落としを止めることができますが、契約の内訳を知る調べることができません。どうしたらいいかと言うことでご相談がありました。

私がたまたまその会社の代理店が代理店登録あったので、自分の担当のところに相談をして確認をしてもらったところ、なんとか何とかお父様のお名前を見つけることができました。

そして契約内容が分かりました。10年前と15年前に加入した契約で医療保険でした。契約内容を見てもらったところ、お父様が申込書に書かれていた自分の名前の振り仮名が、1文字足りなかったそうです。例えば「リョウジ」さんであれば「リョウ」だったで登録されていたということ)。そうなると、いくらお名前を伝えたとしても同一人物とはみなされないとの事でした。

お父様の場合施設に入って長かったので、もしかして入院の保険金請求をしていないこと可能性もありました。併せてそちら確認していただくようにお願いしました。

数時間後にきた連絡がこちら。

ご高齢のご両親が近くに住んでいない場合はこういうことが起こりがちになります。帰省の際などにできるだけ早いタイミングで確認をされることをお勧めします。

実はうちの実家の母の保険契約は、母が認知症が進む前に指定代理請求人を設定していなかったため、保険の請求でとても大変な思いをしました。その話はまた別で書きたいと思います。