こんにちは。
お金とココロのアドバイザーの榎本尚子です。
今日は「大事にされてない」、という思いについて。
たまたま、今日Facebookで読んでいた投稿から気になったので、書いてみたいと思います。
不機嫌になることの原因
この大事にされていないという思いは、いろんなところでつながっていくもので、
たとえばうちの家族の話で言えば息子が生まれたばかりの頃、
息子の世話をしていると、当然ながらオットのこれやってあれやってができなくて、
オットが不機嫌になってしまうということが何度もありました。
ここで、「大事にされていない」「自分が一番にしてもらっていない」という思いが強くあったと思います。
(昔の男性は、自分が家で一番にしてもらわないとダメっていう人は多いですよね。うちのオットは団塊ジュニア世代ですがw)
人は誰しも「自分が誰かの1番の存在でいたい」という思いがあると思います。
それが幼い頃満たされていたら、多少のことがあっても平気なのだと思いますが、
満たされないまま成長したしたら、あるいは満たされていることが当たり前なので、それが欠けてしまうとダメなようです。
自分自身では気付かない無意識のところで、
何かの刺激で、どーんと怒りがこみ上げてしまうということも出てくるのでしょう。
「大の大人が!」ということで笑う人もいるかもしれませんが、
この人がなんでこんなに怒っているんだろうと思った時に、
「この人は大事にされたいんだな」と感じ取ることができたら、
こちらの理不尽にぶつけられた怒りの対処法が、分かることもあるのではないかなと思います。
理不尽にぶつけられた怒りに対して、こちらの気持ちの鎮め方も変わってくると思います。
パワハラの原因も元をただせば・・・
私は以前ある団体で、ワンマンな運営者の方と関わることがあり、
その方の求めるとおりにしなかったということで、かなりのパワハラを受けたことがありました。
夜中にとんでもない厳しいメールを送って来られたり、かなり厳しい対応を受けてしまいました。
途中から私も感情的になってしまって、相手がなんで怒っているのか分からない、
何を求めているのかがわからないという状態に陥り、私は思考停止。
一時期は、その人がメーリングリストにあげたメールの文字を見るたびに、
動悸がしたり、精神的に不安定になるような症状が出たことがありました。
その後、精神的にキツくなったので、私は彼から距離を置くようにして、その症状は徐々に収まりました。
当時、周りから指摘をされていたけど、それが悪いと認識していなかったことが一つ。
彼はとても話好きな人で、私は彼の話を最後まで聞いていられなくて、
ついつい「〇〇は●●ということですか?」といった感じで、こちらは話を要約するつもりで、
さっさと話を進めようとしていたのですが、
そうやってさえぎっていたのもよくなかったようです。
彼は自分のペースで話がしたかったのに、私が邪魔していたのです。
彼の「この人は自分の邪魔をする」「大事にされていない」という気持ちを、あおっていたように思います。
今振り返れば、当時あの場にいたら、
「ああ、この人は大事にしてほしいんだな」だったり、
「わあ、すごい、それで、そのあとどうなったんですか?」
「すごい!さすが!」と「言ってほしい」と感じるので、その気持ちを大切にしつつ、
もう少しうまく接することができたんではないかなと思います。
そして、求められる成果物に対しても、私の制作の意図も伝えつつ、彼の意図をないがしろにせず、
折り合えるところで、仕上げることができていたのではないかなと思います。
なかなか普段会えないような著名人との交流も多くあり、多くの実績を持っていた方だったので、
もっといろんなお話が聞くこともできたなかなと思うと、
ちょっと残念な気もしますが、それはそれで仕方なかったのだと思います。
わたしは、心の勉強を始めたのはシータヒーリングからだったのですが、
シータの受講生同士でやるトレーニングから、実際クライアントさんに接するようになって、
「大事にしてもらいたい」という気持ちが、ネガティブな行動をいろいろ左右するし、
これにあてはめたらいろいろ解決していくなあと思うようになりました。
ということで、「大事にしてもらいたい」。
あなたのまわりでも、目線を変えたら「そういうことか!」と気づく人はいませんか?
気づいたところから、接し方が変わっていくと思います。
この記事へのコメントはありません。