こんにちは、お金とココロのアドバイザー榎本尚子です。

突然ですが今日はうちの子は休養日です。
1日休めば明日は普通に行けるので、今日は充電日ということで休ませています。

この記事は息子に「小さい頃からの話を書いていい?」と聞いたら「ええよー」と言ってくれたので、
書いてみます。

不登校児はタイプがいろいろ

うちの子の場合は不登校といっても、中から軽度のもので、
学校の友達と上手くいってないとか全くそういうことはなくて、
人間関係は円満です。学校へのアレルギーが、保育園の頃からあって、
当時はわがままぐらいにしか思っていませんでしたが、
子供なりのバランスをとるというものがあるようで、
それを理解するのにだいぶ時間がかかりました。

保育園の頃はまだ良かったのですが、小学校に入ると集団行動がとにかく苦手で、
いやな行事があると、ストレスが相当掛かるようで行き渋りが加速しました。
1番ひどいのが運動会の時期で、しかも2学期の開始長い休みの後に、
ロケットスタートするというのは、なかなかな負担がかかるようです。

しかもうちの辺りは徒歩で片道2キロのところを歩いて行かないといけなかったので、
毎日ダラダラして居た夏休みから、2学期になって一変するというのはかなりの負担になったようです。
小学校に入って1学期が割と平和に行けたので油断をしていたら、
2学期で大きくつまずき2学期はガタガタでした。
ストレスでアトピーが出たりした年もありました。
1年生の頃は車に乗せて引きずって学校に行き、学校の校門のところで支援員の先生に手伝ってもらって、
中に連れて行ってもらうというのをやっていましたが、これは私もなかなかのストレスで、
何度か心が折れる経験をしました。

そのうち週の1日は休ませたほうが、
ほかの日がスムーズに行けるというのがわかってきたので、
「休みたい」と言った日は休ませるようになりました。

年長から2年生の終わりまでは、私が事務所を岡山市内で借りていたので、
息子が休むときには、これはもう時効だと思いますが、
事務所に連れて行ってお客さんとの面談をしていました。
映画に連れて行ったこともあったし、気晴らしに遠くへドライブに行ったこともありました。

3年生になってさん仕事の方向性が変わり、在宅で仕事をする日が増えたので、
家で見るようになりました。
それでも休むかどうかは朝にならないとわからないので、
アポの日とかぶる場合で、義両親に預けられない日は、
ご飯を用意して家で留守番をさせていたこともありました。

仕事を持つお母さんはどうやってる?

在宅で仕事をして、アポがあるときは出かけるようなフリーランスの私でさえこんな感じですから、
フルタイム勤務のお母さんはどうやっているんだろうと思います。
仕事を持つお母さんたちは、仕事と家庭のバランスを取るというのは本当に大変なことで、
私の場合は家庭に比重が大きく取りたいタイプだったのでこの選択をしていましたが、
私と同じようにできる人ばかりでは無いと思います。
不登校のお子さんのために、外に働きに出ることをあきらめているお母さんも少なくないと思います。
そういう人のために、私が今までやってきた仕事のやり方を
これからシェアをして行きたいと思います。

「学校生活ってこういうもの」という常識がことごとく覆される経験

不登校の子がいると、
学校ってこんなものという価値観がことごとく覆される体験を日々することになります。

我が家の場合は去年は息子が体調を崩すことになり、
午前中が学校に行けたとしても3時間目が4時間目、
ひどいときは5時間目からしか行けないという時期が半年ほどありました。
(うちの場合は診断書を書いてもらって、学校にも協力してもらっています)

今もそういう日はありますが1時間目から行ける日もあり、
ずいぶん回復したと思います。
ですが私の午前中はあってないようなものという事態になってしまい、
息子が起きてご飯を食べ始めるまでが、いつになるかわからないという時期がありました。
食べたけどやっぱり学校に行けないという日もありました。

そうなると私の仕事のペースは狂いまくりです。

息子待ちの時間をどう過ごすかで今までの生活のベースを見直すことになりました。

その時期に私も不整脈が出たりしたので、
運動を勧められたのをきっかけに、ウォーキングを始めるようになりました。
最初は週に2・3回しかできなかったウォーキングですが、
今はほぼ毎日歩いています。
歩くことで気晴らしになったりすることも多いのと、
産後体力がかなり落ちていたのが、回復するきっかけになりました。

不登校だったり朝起きれないお子さんのお母さんも、
体調が悪い可能性は往々にしてあるということを聞きます。
私も例に漏れずそのようなタイプでした。

お母さんが体調が悪いと思考能力が落ちますので、
判断が限定的になり、視野が狭くなることも少なくないです(これは自分の経験からも)
お母さんがヘトヘトで倒れる前に、
お母さんがまず身体を立て直しをすることをお勧めします。
(運動だけでなく、食事も見直してくださいね)

不登校児と穏やかに付き合っていく方法

親の価値観を子供にぶつけ過ぎない

逆効果になることも多いです。まずは子供の気持ちに寄り添って。

親が体力をつけて、子供がどんな状態でも受け入れる体制をつくる(上記参照)

ストレス発散する場所を作っておく。自分が穏やかな気分になるようなもの。

料理作りだったり季節の家仕事、例えば今の時期なら、
梅を漬けたりジャムを作ったり・・・など

不登校の子供さんがいるお母さんたちとのつながりを作っておく

ただし、適度な距離をとって、依存の関係にならないように気を付ける(これ大事!)

周りの専門家にとにかく頼る(≠依存)。学校との協力関係を密に。

スクールカウンセラーの先生や学校の先生とも連携

学校で可能な範囲で楽に過ごせるように環境を整えます。
ただ、学校の場合は、先生は学校の価値観で話をされますので、
それをぜんぶ受け止めすぎると苦しくなります。
私の場合は、学校外で相談できる専門家の友人知人に相談して、
客観的な意見をもらって、ガス抜きをしています。

同じ境遇でなければ現状を理解してもらうことは難しいと割り切る

自分がどれだけ苦しいと訴えても、それを経験していない人には、
すべてを理解してもらうことは難しいです。
専門家ならまだしも一般の人だと受け止めきれません。
友人に話して期待するような答えが返ってこなくても落ち込まないで。
だってわかるはずないんですよ。笑
それよりは、楽しい話をして笑ってスッキリするほうが健康的です。

母親だけで悩みを抱え込まない

お父さんにも状況をできるだけその都度説明し、協力をしてもらう努力をする。
近くにおじいちゃんおばあちゃんがいる場合、理解して協力してもらえるように少しずつ報告はしておく。
(これはなかなか理解をしてもらいにくいところではあります。
私も苦労しましたが、だいぶ理解してもらえるようになりました)

子供と全く離れる時間を作る
可能な限り、週末かどこかで数時間でもいいので、切り替えられる環境をつくっておく。
在宅でできる仕事でもいいし、遊びに行ってくる、
あるいは思い切ってプチ旅行に出掛けるなどもいいです。
私はストレスがたまってくると車で遠出をします。
できるだけ知らない道を通っていくところが運転に集中するので、
日常と切り離しができるので気に入っています。

お母さんが平常心でいられること

とにかくお母さんができるだけ平常心でいられること。
お母さん自身が環境づくりをして行くことが大事だと思います。
私が我慢すればなんとかなるという考えは、持っているだけ、
身体を痛めつけることになります。
大事なことなのでもう一度言います。
お母さんが自分で全部どうにかしようとは思わないでください。
周りの人はは話をすれば助けてくれる事はいっぱいあります。

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