その本は、その時、夜22:00を回っていたのですが、
読み始めて10ページのところで、「これはやらねば！」と片づけを始めてしまい、
スイッチが入って、夜中の3時までやりました。
それが3日続いたところで、きっとアドレナリンが出すぎていたんだと思いますが、寝込みました。笑

ただ心の中はものすごくスッキリしていく感覚があり、
体調回復してから「まだある、まだここもできる」と、
ひたすらゴミ袋に不用品を突っ込み続けていきました。
一度手放す楽しさを知ると、どんどん進められるという感覚がわかるようになりました。

とにかく捨てまくって捨てまくって。
そのとき本は200冊ほどブックオフに持っていた覚えがあります。
入れていた袋の紐がちぎれて、抱えて持っていきました。笑

ここからできるだけ物を持たないようにすると言うことが始まりました。
でも、ついついものはすぐ増えてしまうので、
季節の変わり目や長い休みで、処分もしているところです。

ここ最近は出したら同じところにしまう、なんとなく買うのをやめるというのが
やっとできるようになってきました。

私の周りでも私が一緒に片付けをお手伝いしたことで、
長年の心の荷物が随分楽になったという人も何人もいらっしゃいます。

こんな人は、カウンセリング受ける前に
まず片づけをしたほうがいい

カウンセリングをしていても、思考がぐるぐる回ってしまって答が出ない人。
たとえば、こんなやりとりが、誰と話していてもある人。
誰に相談しても悩みの答えが見えてこない人。

榎本「これがダメなんだったら、じゃぁこういう風にしたら？」
クライアント「でもそれをすると、こっちがこういう風になってダメなんです」
榎本「それだったらこれをしたら？」
クライアント「いやいやそれをすると、あっちがこうなるからダメなんです」
ということで、一通り話しても、堂々巡りで
結局元の話に戻ってくると言う人が時々いらっしゃいます。

そういう人は、たいてい家が片付いていないことが多い。
しかも結構なレベルの量の荷物が家に詰まってる。
頭の中で、物事の優先順位がついていないのです。
そして、家族の荷物も多い。

これ、わたしのことだわ！と思った方、短時間でいいので、
片づけをはじめてみましょう。しばらく使っていないものを今後も持っていくのかを
考えていくことは、結構体力がいる作業ですが、
慣れてくるとポンポン仕分けができます。

片付けをすることは、物事の優先順位を付けるという意味で、
かなり重要な役割を果たします。
私も、人間関係でどうしようかと長年グズグズしていた人間関係がありました。
ただその「大片づけ大会」をすることで、その関係も整理をつけることができました。
（残念ながらその人とはその後会っていないのと、お亡くなりになられたのでもう会うことはできません）
逆に、回復不可能だと思っていた人間関係も、数年経って復活したということもありました。

私も完璧な人間ではないので、自分やったことで相手に迷惑をかけてしまうこともありますし
こちらが良かれと思っていたことが裏目に出てしまい、
私が必要以上にストレスを背負ってしまうということもやはりあります。

人間関係についてはまた別で書いていきますが、
そういったことも、片付けをしていると、解決するのか、
それとも、もう手放してしまうのかの見極めがしやすくなります。
だんだんこの人間関係の問題が、自分にとって優先順位の高いことなのか？と、考えていけます。

ということで今日は朝から息子とのやりとりで、イラッとする事がありましたが、
この文章を考えて音声入力していくうちに、怒りが収まりました。やれやれ・・・