本日はこちら。「クリエイティブ喧嘩術」
9月に勢いでどんどん買った本を徐々に読んでます。
これは「ハゲタカ」や「龍馬伝」「るろうに剣心」を作った大友監督の著書。2013年。
大友監督がNHK入局からロサンゼルス留学、そしてハゲタカや白洲次郎、龍馬伝までの製作過程を語られています。
割と口調が強いイメージがありますが、文章も強め。笑
読むのに最初抵抗がありましたが、だんだん講演を聞いているような感じになりました。やっぱりハゲタカからのくだりは面白い。
入局当時の秋田支局での破天荒な番組製作のエピソードを読んで、ああ、こういう人いたな..と、わたしも前職の製作の現場を思い出しました。そういう人の指示はホントメチャクチャなので…
反発に負けずにそのまままわりに支援者が増えてよかったと思います。
途中で出てくる入社当時、どんな時も応援してくださっていた大先輩からの言葉「愛してる人に愛してると言っても伝わらない。まずは上手なラブレターの書き方を覚えなさい」。
これはどの仕事でもそうであるし、自分の熱量を伝えるだけでは、通らないし、相手にも「そうかそれは力を貸してやろう」という気持ちにさせられるように伝わらないとダメだということ。わたしもこれで何度も失敗しました(体当たりで玉砕とか)
そしてご本人の言葉「一発かましてやるという気持ちで遠慮せずに好きなことをすればいい。時代の流れは自分で引き寄せる」もすごい力を感じます。
大友監督好きな方、クリエイティブな職業じゃなくても、ビジネス書としても読めます。
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