こんにちは。お金とココロのアドバイザー 榎本尚子です。

今日は、田舎に住むことについて。

私が、岡山の中山間地域の美咲町に
引っ越してきてもうすぐ20年になります。

最初は嫌だった

私が元々住んでいたのは、
海に近い方の田舎だったのですが、
山の田舎に住んで最初は閉塞感が強すぎて、
混乱しました。
連れてこられたことで、
オットをしばらく恨んでいました。

どちらかと言うと、
都会に出ていきたいタイプだったので、
引っ越してきてしばらくは、
「なんで私はこんな田舎に居るんだろう」
という気持ちが強かったです。

家を買うときも、
できるだけ両親の近くに住みたいという
夫の希望もあり、
同じ美咲町で。津山市内も探しましたが、
私ができるだけ実家に帰りやすいところ、
ということで今の土地を選びました。

徐々に居心地のよさを感じるように

ところが、住めば都といますか、
だんだんと居心地がよくなってきました。
岡山の県北エリアは
四季の移り変わりがはっきりしていて、
それが楽しみだったりします。
新緑から紅葉、冬は雪が降るのを眺めるのは
いいものです。あと、何といっても静か。
子供達が外で遊んでいる声や、
近所でドリブルやテニスのラリーの音が、
昼間に聞こえるぐらいです。

正直本当に近くにお店がないので、
不便といえば不便なのですが、
まあ慣れれば、なんとかなるようになりました。
(車で2・3分のところに
唯一あるローソンが、
いざという時の食料品の頼みの綱)

今は、ネットで注文すれば、
早いものは翌日に荷物が届くので、
それほど困らないのです。
ネットスーパーも利用できるので、
そういう意味では、不便を感じません。

 

野菜は近所で調達

野菜は今のところ義理の両親が
作っているので、
新鮮なものがもらえます。
ないものでも、
少し車を走らせると
産直市場があちこちにあるので、
どこかに行けば何かあります。
(産直は野菜のほかに
花や地元の生産者さんが作ったジャムや
近くの天然酵母のパン屋さんが
商品を並べていたりするので、結構楽しいです)

最初はこんなに不便なのかという感じはありましたが、
慣れてしまえば本当になんてことはないんです。

そして仕事で県南に出ることが多かったので、
その帰りにどこかでまとめて買い物をして帰れば、
そんなに困ることはないのです。

車は必須

田舎は車がないと生活していけません。
だいたいの家に、一人一台ずつあります。
高校生によっては、学校で許可が取れれば、
バイク通学という人もいます。
それだけ学校まで不便だと言うことですね。笑

私は仕事のこともあって、
年間3万キロ以上走っていましたが、
コロナで外出が減り、
今は年間15,000キロ~2万キロいかないぐらいです。
仕事で日々動き回らない分、
時々遠くにドライブに行くことが増えたので、
プラスマイナスで減です。
それでも明らかにガソリン代は減りました。

近所ですべてを終わらせる方は、
そんなに乗る回数も、年間1万キロも行かないはず。

移動時間は長め

何かを買いに出かけたり、病院行ったりする、
何か用事を出かけて済まそうと思う時に、
片道10分以上かかるのは普通にあるので、
そこは都会と違うことを認識する必要があります。

我が家の場合だと、
救急病院は片道15分は車でかかります。
買い物に行くにしても、
片道20分は最低でもかかり、
岡山市内県南に行くのに、
片道最低一時間。

住むのであれば中核都市が
近くにある田舎ぐらいの方が、
田舎暮らしもできて、
出かけるのにもそんなに遠くなくて
ほどよい感じでしょうね。

コロナで見直された田舎暮らし

今回こういうコロナ禍になって、
マスクをしないと
外に出られないという状況。

しかし、
今住んでいるあたりは、
物理的に人が少ない上に、
歩いている人が少ないということで、
買い物や郵便局に行ったりする以外、
マスクをしないで、
移動していても、まったく平気です。
今もウォーキングをしながら
この文章を音声入力で書いていますが、
ごくたまに歩道で自転車の人とすれ違う時は、
こちらが口を覆うようにしています。

まさか田舎に居る方が、
いいことがあるなんて
思ってもみませんでした。

コロナになって
仕事で出かける時間が一気に減りました。
以前から移動時間を
どうにか減らされたら楽なのにと
思っていましたが、
物理的に人に会わない方がいい、
となってしまったおかげで、
オンラインで人に
会うことができるようになり、
移動時間がずいぶん短縮されました。

その分、自分が使える時間が
増えたのはありがたいです。

移動時間が減ったおかげで、
こうやってウォーキングに
毎日時間を確保できるようになったりで、
5年前の私にそれを伝えたら
きっとびっくりすることでしょう。

田舎に住んでいることが負い目だったり
デメリットに感じていた時期が
長かったのですが、
こういうことになってくると、
田舎で良かったなと思うわけです。

今まで都会に住んでいた人も、
リモートワークができるなら、
どこに住んでもいいのでは?
ということで、
移住者が増えているのも、
うなづけます。

田舎暮らしは、住む場所選びも重要

我が家は、
田舎でも、昔から住んでいる人たちのエリアではなくて、
新しい人が住むエリアに住んでいるし、
家も普通にメーカーの家だったりするので、
本当に古民家を改修して住んでいる人に比べたら
ちょっと違うかもしれません。

でも田舎に住むと高い確率でセットになってくる、
「ちょっと煩わしいご近所づきあい」が、
ほとんどないのです。
これが原因で、都会に帰ってしまわれる
移住者の方も多いのですが、
それがまったくないので、
その点でも
ずいぶん気楽に過ごしています。

もし田舎に今田舎に移住をしようかと考えている人は、
住むならどっぷり田舎のところよりも、
せめて50代以下が多く集まるようなエリアに
住むことをお勧めします。

あと、小さいお子さんがいる場合は、
学校の情報も、しっかりリサーチを。
学童などはあるほうが少ないでしょう。
児童館などが代わりの役割を果たしているところもあるようですが、
うちの息子は、隣の学区にある児童館に行くことになり、
1年生は何とか行きましたが、
2年生のあたまで、
嫌がって続きませんでした。
ということで、
小さな子供さんがいる女性が仕事をしづらい環境であることは
頭に置いておいてください。
保育園はそれなりに整っているところも増えているようです。

一生ここで住むか?

と聞かれたら、今はわかりません。
将来、自分の実家に戻るかもしれませんし、
このまま自宅にいるかもしれません。

といっても、実家がすごい便利なわけではないけど、
今のところよりは大きな病院も、電車の駅も近いし
歩いてスーパーまで行ける。ただし古い。

コロナでどこでも仕事ができることが、
さらに加速したので、
これからは住むところを
自分で選んでいけますね。
今はまだ息子が手を離せる状態ではないので、
自宅にいますが、
数年後、進路の目途が立ったら、
どこでも行けるようになるでしょう。
(オットは? 自分で何とかしてもらいます。笑)
行くぞ! そのために、仕事もがんばります。

ということで、明日の投稿からは、
アメブロになります。
毎日投稿は続行していきますので、よろしくお願いします。

アメブロ/お金とココロのアドバイザー 榎本尚子の日々晴々

(懐かしい記事も少し残していますので、よかったらそちらもどうぞ)

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