お金とココロのアドバイザー 榎本尚子です。
生命保険のお話、今日は8回目。
お客様から、「うちの保険は、コロナでちゃんとお金が出るのでしょうか?」と
質問がありましたので、まとめてみました。
参考にしてください。
必ず、加入されている保険会社のHPで、
実際の対応状況について通知がでていますので、ご確認をお願いします。
(こちらの情報は2021年6月11日現在のものです)
コロナにかかった場合
1)医療保険の疾病入院給付金、死亡保障の死亡保険金の対象になります。
また、医療機関の都合で、自宅療養やホテル等での療養を求められた場合、
医師の証明書を発行してもらうことで、本来療養すべき日程についても入院したとみなされるようです。
(ただし、医療保険の加入内容によって、初日や一泊二日から給付金が受け取れない場合もあります)
2)ワクチン接種が原因で入院・または死亡となった場合も、
通常と同等の措置をとります。
3)災害割増特約等で約款所定の特定感染症による死亡・高度障害を保障する商品について、
コロナを対象とします(ただし、これは現時点では保険会社により判断が異なります)
支払い手続きについて
通常の請求より、簡素化して対応しています。
医療機関の発行した領収書がない場合など、状況をうかがって個別に対応するとのこと。
この症状、コロナなのかな?
保険契約に無料で付帯されている医療相談サービス(例えばT-PECなど)で、
コロナについての相談も受け付けています。
まず病院や保健所に相談する前に話を聞きたい場合は、
専用の窓口がある会社もあります。
よくある質問
各保険会社にすでに多くの問い合わせが寄せられているようで、
HPの「よくある質問」では、コロナへの対応も多数あります。
保険料の支払いが厳しい、資金繰りで貸付をしたい
保険料の支払いが厳しい場合は、支払い猶予制度を設定しています。
今まで払ってきた保険料が貸付対象になる保険があり、
貸し付けを希望する場合は、コロナ対応の特別金利で借りれる会社もありますので、
確認してみてください。
今一度、契約内容を確認しておいて
いざという時に慌てないようにするために、自分や家族が入っている保険でちゃんとお金がでるのか、
確認をしておきましょう。離れて暮らしているお子さんやご高齢のご両親の内容も、あわせて確認を。
保険金の請求のためにで、利用した病院の領収書など、
必要と思われる書類は必ず残すように気を付けておきましょう。
保険シリーズ、まとめました。

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