homing の研修で、大江ノ郷自然牧場と、宿泊施設OOE VALLEY STAYの見学に行ってきました。
平飼い養鶏から始まったビジネスが
190人のスタッフを抱え、年間35万人来場する一大スポットに成長するまでのお話を小原社長から聞きました。
建物は山の中。こんなとこにこんなカッコいい建物が!とびっくりします。
ここはパンケーキで有名ですが、それだけじゃない。いろんな魅力にあふれているところでした。
今日はパンケーキが時間の関係で食べられず、研修のあとに、八頭バーガーを食べました。ベーコンやチキンのフライ、地元でとれる新鮮な食材がたくさん入っていて、満足でした。
そして、一個100円(ひとパックじゃなく)する卵を買ってきたので明日朝食べるのが楽しみです。
卵かけ醤油も素材にこだわって、添加物もほとんど入っていないもので、ちょっと感動。今売ってるものは大抵旨味を出すのに添加物がしっかり入ってます。
建物の設計も有名建築家に頼んだのかと思いきや、米子のデザイナーさんの手によるものだとか。地元の力だけでもこれだけ素晴らしいものができているというのは非常に好感が持てました。
宿泊施設の方は2年半前に廃校になった小学校小学校を改築して作られたものでした。
体育館の中には大きなトランポリンとボルダリングが設置してあり地元の人や来場した方が利用できるところなっています。
私も調子に乗ってトランポリンに乗ってみましたが、思った以上にハードでしばらく息が上がりました。マジでキツイ。
宿泊施設の中は1階が全席囲炉裏のあるレストランになっていました。
鳥取といえばお魚ですがここでは刺身は出さない方針だそうです。
刺身などの生のものは海に近い方で食べればいい、こちらでは川魚などを出すという方針だそうです。
そこも、地元同士で邪魔をしないやり方で、素晴らしいと思います。
BARスペース。こちらも素敵。
2階はドミトリーで1人部屋になっているところもあれば、女性専用男性専用となっているスペースもあり、
家族4人で泊まれるドミトリースペースもありました。
こちらは一人部屋。上が寝るスペース、下がソファが置いてあります。
こちらは家族用。二段ベッドが二つ置いてあり、シャワーとトイレも部屋の中にあります。
廊下もおちついた雰囲気。忘れてはいけません、ここは2年半前までは小学校です!
三階はゆったりとした設計の、とても雰囲気の良い洋室和室が用意されていました。
一歩入ると、ここはほんとに小学館小学校なのかと疑う位、素敵な空間になっていました。
ここはスーペリア。ゆったりした空間です。ご褒美に来たいぐらい。
和室はこんな感じ。畳敷きですが、別途は独立してあります。掘りごたつと、お風呂はヒノキ風呂!(スーペリアはオシャレな猫足みたいなバスでした)
一緒に参加された建築関係の方の話によると、小学校は天井が床から3メートルと建築基準法で決まっているそうで、天井の壁を剥がすと一般の方が思う以上に開放感が出ると言う話でした。
本当に小学校とは思えない空間作りをされていて驚きました。
写真を撮るのを忘れましたが、これ以外に元グランドのスペースにグランピング施設があり、そちらも利用してみたいです。
宿泊施設は価格もかなり低く設定されており、
ぜひ近いうちに泊まりに行きたいと思います。
小原社長のお話は、田舎でこそできるやり方があって、地元の方々の声を聴きつつ、地元に縛られない発想をもっていけば、どんな風にでもビジネスはできると思いました。ここの商売のベースに卵の通販(定期購入システム)が成功していることがあり、その上に店舗や宿泊施設のビジネスがのっている感じでした。それにしても、このエリアで190人の雇用を生んでいること自体が素晴らしいと思いますし、これからも注目していきたい企業だと思いました。
大江ノ里リゾート
https://www.oenosato.com/resorts/
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